※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります。
前回、過敏性症候群になり昼まで寝ている長男を心配し、高校入試を私立単願推薦に切り替えました。
【長男不登校の記録③】中学3年生 不登校児の親の心を救った 夕方登校とは
こちらの続きです。
この、私立単願推薦という受験方法があるという事も、私はこの時まで知りませんでした。
聞くところによると、学校から推薦してもらえればほぼ合格するというではありませんか!
私には、公立高校の受験のある2月末まで育ちざかりの長男をこんな状態(過敏性腸症候群で腹痛に苦しみ昼まで寝ている。)にしておくことが出来ませんでした。
結構ギリギリの申請時期に私立単願推薦受験に申請をしました。
年明け一発目の登校日は、面接試験の練習と確認があったため朝から登校することが出来ました。さすがに、「やっておかないと。」と思ったそうです。しかし、次の日は午後からの登校となりました。
次の日、近所の消化器内科のクリニックを受診しました。先生に症状を説明して、試験が近いと相談すると、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)という漢方薬とセスデンという痛み止めをもらいました。クリニックの先生に「試験が終わったら治っちゃうよ!」と言われ、そうであって欲しいと願ったのを覚えています。
次の日からも、相変わらず朝起きられなくて夕方登校をしていました。
私立単願推薦試験当日、しっかりと処方してもらった半夏瀉心湯とセスデンを飲んで試験へ向かいました。セスデンという痛み止めが長男には効いたようで「この薬があれば大丈夫。」と言って朝家を出ていきました。私はとても心配して見送ったのですが、帰宅後「テストは簡単だった。面接もしっかり答えることが出来た。」との事で、安心しました。
次の日も、朝起きられませんでしたが、遅刻して行きました。その日の16時に合格発表だったのですが、なかなか学校から帰って来ませんでした。理由は同じ私立単願推薦を受けた友達の家で一緒に合格発表を見たらしく、合格を知って帰って来ました。
合格をもらった次の日は、少しお腹が痛くなるかもと不安そうだったのですが、カイロをおなかに貼って登校して行きました。
そして、なんと次の日から何事もなかったかのように学校へ行けるようになりました。
コメント